雪の夜




夜の雪道を歩く

ふるいにかけたようなパウダーの雪が

音もなく降る続く雪の夜


見上げると


偏光したぼんやりと赤い空に

やわらかな月の光


視界をさえぎられる程の雪なのに

月が雲の合間から

雪を照らしている


きっと君のいるところとは

全然別の風景


それでも僕は

同じ空を見上げていることを知っているから

顔をあげて つぶやくよ


君が幸せでありますように

笑顔でいれますように

穏やかな気持ちで夜をすごせますように


降り続く雪のように

僕は 祈り続けるよ







私をつつむもの




急に雪が降ってきたので

思わず空を見上げました

あなたからの贈り物のような気がして

たまらなく嬉しくなりました


いつも思っていたのは

あなたの空と私の空が

違う色で覆われているということで

それがとても遠い距離を物語るようでせつないということ


滅多に降らないこの雪を

ひとひら・・ひとひら・・いとおしむように

受け止めては

一人いつまでも佇んでいました


すぐそこに

あなたがいる

そんな気がしてならなかったので・・・

かすかなあなたの気配を逃したくなかったので・・・

動きたくなかったのです 


  by美咲

美咲さんが返詩をかいてくれましたv

心がほんわかする素敵な詩ですねvv






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